皆さんこんにちは
アロウ㈱の由元です。
早速ですが、今年も暑い時期に突入し、私の所属する空調設備部隊は、
日夜空調設備の点検・整備・試運転調整・測定に明け暮れております。
ところで私はリジョーグループの一員となってから、ずっと思っていた事がありました。
それは、「弊社の仕事内容を詳しく分かっている人ほぼいないんじゃね」という事です。
実際に以前、本社の会議で、アロウの事をどのように説明するとより良いですか?など質問が上がっておりましたし、
正直私も入社以来、日々こなす業務は初めて遭遇する事ばかりでした。
ですので、この度は仕事内容を簡単に紹介したいと思います。
まず、我々が触れている空調機ですが、皆さんのイメージするエアコンではありません。
一般の方が目にする事は無く、空調機械室等の大部屋に鎮座しております。
大きさも、4~5人くらいが使用するロッカーサイズから、2階建てのプレハブサイズまで、幅広くあります。
大型ショッピングモール・病院・工場等の大規模な空間を空調する装置です。
ですので、皆さんが日常で思い描く空調機と我々の空調機では、英語と日本語くらい違います。
それを踏まえたうえで、本題の仕事内容です。
点検・整備
熱交換器(エアコンの中に見える金属の薄い板の大きい版)等の各部品を、
異常の有無の確認や部品交換する事です。
(こちら空調機に組み込まれているモーターや、ファン) 大きいです
試運転調整・測定
空調機から大規模空間へ送る(想像以上に大量な)空気を設計値に調整する事です。
凄く特殊な作業としては、病院のオペ室やICU、半導体工場や医薬品工場等のクリーンルームと呼ばれる空間での作業です。
勿論、このクリーンルームのシステムの始まりには空調機があります。
一般の空調と違うのは、HEPAフィルターやULPAフィルターと呼ばれる、
超高性能フィルターが空気の出口に取付られている。という事です。
(左 新品、右 交換したもの)
この、ものすごくキレイな部屋を、本当にキレイなのか数値測定したり。
超高性能フィルターを交換・測定し、フィルターに漏れが無いか確認したりしています。
(測定器は軽自動車のお値段くらい高価です)
この超高性能フィルターもとても高価ですが、フィルターがガラス繊維で出来ている為、簡単に破れます。
私もアロウに入社したばかりの頃、
同期の人間と交換作業で、寸切りに突き刺した事を思い出します。
とても怒られました・・・。懐かしいな~・・・。
大雑把に説明しましたが、この様な感じです。
そんな事より失敗談を聞きたい方は追々お話ししますので沢山の『いいね』を御願い致します。
それではまた